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シンポジウム『過労死社会ニッポンを語る』

『過労死は何を告発しているか-現代日本の企業と労働』出版記念シンポジウム

当連絡会会長森岡孝二が『過労死は何を告発しているか ― 現代日本の企業と労働』(岩波現代文庫)を出版したことを記念して、NPO「働き方ASU-NET」と当連絡会との共催により、下記要領で講演会を開催致します。
事前の申し込みは不要です。是非、お気軽にご参加ください。

◆記念講演会概要◆
日 時: 11月12日(火)午後6時30分~8時30分
場 所: 中之島 大阪中央公会堂小会議室(3階)
演 題: 過労死社会ニッポンを語る―諸悪の根源は何か(仮題)
座 興: 桂福点さんの古典落語
参加費:500円

◆著書の概要◆
なぜ日本人は死ぬまで働くのか。過労死の四半世紀を踏まえて、働きすぎのメカニズムを検証。過重労働とストレスの要因を解明し、過労死・過労自殺をなくす方策を展望した全勤労者必携の一冊です。(岩波書店「8月の新刊」より)
定価1302円(本体1240円)

<目次>
序 章 過労死が社会問題になって四半世紀
第1章 企業中心社会はいかにして成立したか
第2章 日本的働きすぎと労働時間の二極分化
第3章 賃金不払残業の手法と実態
第4章 日本的生産システムと過労死
第5章 仕事で命を奪われるホワイトカラー
第6章 多発する若者の過労自殺と大学生の就活自殺
終  章 過重労働対策と過労死防止運動

◆森岡会長からのご紹介◆
本書は現代日本の労働時間と過労死をテーマにした拙著『企業中心社会の時間構造―生活摩擦の経済学』(青木書店、1995年)をもとにしています。しかし、今年が「過労死110番」全国ネット開設25周年にあたることから、この四半世紀を視野に入れて全面的に改稿することになりました。旧著の骨格は残っていますが、大半は岩波現代文庫のための書き下ろしの新編集版です。

2013/10/09