関連リンク集
過労死・労働問題についての情報
官公庁
- 厚生労働省
- 報道発表資料(最新の報道発表資料が掲載されています。)
- 大阪労働局
- 職業性ストレス簡易評価ホームページ(ストレス度の判定をすることができます。)
公的団体
- 労働政策研究・研修機構
- 平成15年10月に日本労働研究機構と労働研修所(厚生労働省)が統合して設立された、厚生労働省所管の独立行政法人。膨大なデータが掲載されています。
- 労務安全情報センター
- 「labour standards 研究会」という任意組織の研究会が開設しているホームページ。労働問題に関する幅広い情報が得られます。
- 労務安全「資料室」(通常は入手しにくい生資料がたくさんあります。)
・[資料番号] 00014 [題名] 全国の監督署が処理した申告事件の具体的事例20リスト(平成8年) - 労災保険手続便覧(請求手続や労働福祉事業からの給付などの説明があります。)
- 労災補償の話題(特別加入、海外派遣、頸肩腕障害など)
- 労働実務Q&A(項目は詳細ですが、まだ一部しか完成していないようです。)
- 全国343労働基準監督署の管轄案内(労災申請は事業場を管轄する労基署に行います。)
- 労務安全「資料室」(通常は入手しにくい生資料がたくさんあります。)
- 安全衛生情報センター(JAISH)
- インターネットを通じた安全衛生情報の提供を目的として、労働省が2000年(平成12年)1月17日に設立し、中央労働災害防止協会にその運営を委託している団体のホームページ。労働災害事例や統計、通達などが検索できます。
- 財団法人 労働科学研究所
- 1921年(大正10年)に設立された文部科学省所管の民間研究所。工場やオフィスなど産業現場の労働について実証的な調査研究を行い、作業方法、職場環境や労働生活の改善に役立てることを目的に活動。「労働をより人間的に」を目標に掲げ、医学・心理学・工学・社会科学などにまたがる学際的なアプローチをもとに、現場の問題解決に有効な科学的で現実的な対策を打ちだしていくのが、ユニークな特色。
- 財団法人 産業医学振興財団
- 産業医学の振興と職場における労働者の健康管理の充実に資することを目的に、昭和52年12月に文部大臣及び労働大臣の許可を得て設立。産業医学についての情報提供、調査研究等。
- 財団法人労災保険情報センター(RIC)
- 労働災害補償制度及び労災医療に関する情報・資料の収集・提供、労働者・事業主・労災指定医療機関等の相談対応、援助を行うことにより、労災補償の適正な実施及び労災医療の充実を図ることを目的として、昭和63年7月に設立。労災診療費が国から支払われるまでの間の貸付や、厚生労働省からの委託による労災補償制度等の調査・広報及び相談なども行っている。 ホームページは2001年12月に立ち上げ。労災保険制度について、詳しく解説しています。
- 国立保健医療科学院
- 厚生労働省が設置した、地方公共団体等において保健医療分野、生活衛生分野及び福祉分野のうち、保健医療と係りの深い分野の指導的役割を担う人材の養成のために、教育研修とこれらの分野に関係する必要な調査研究を恒常的に実施する機関。国立試験研究機関の重点整備・再構築の一環として、平成14年4月1日に、従来からありました国立公衆衛生院と国立医療・病院管理研究所を統合して設置されました。
- 国際安全衛生センター(JICOSH)
- 1999年7 月に日本の厚生労働省によって設立され、その運営を中央労働災害防止協会(中災防)に委託された施設。海外の労働法・安全衛生法令や労働情報が掲載されています。
その他の個人・団体
- 派遣労働者の悩み110番
- 脇田滋のホームページ所収。民主法律協会派遣労働研究会のホームページ。派遣労働については必見。
- 法政大学大原社会問題研究所
- 社会・労働問題の権威ある研究所。大阪過労死問題連絡会も紹介されています。
- 大阪府労働情報総合プラザ
- 労働関係の専門図書館。財団法人大阪社会運動協会が作成・運用しています。
- 職場のメンタルヘルス
- 静岡・三島共立病院院長で、「現代労働負担研究会」の世話人をされている鈴木安名さんのホームページ。「女性のメンタルヘルス」「職業ごとのストレス」など、医療現場での実践に基づく役立つ情報がたくさんあります。
- 連合通信社
- 労働組合や各種団体などが協力して設立・運営している情報交流・共同取材機関。過労死問題や労働問題も幅広く報道しています。
- 劇 時伝人「希求座」
- 名古屋で働きながら演劇にとりくむ劇団。1991年、大阪の平岡事件をモデルに、過労死をテーマにした「突然の明日」で旗揚げして以来、働く人々や普通の人々の生きざまをヒューマンに描く劇を創り、演じ続けています。大阪では1992年8月「突然の明日」、2007年12月には過労自殺をテーマにした劇「あの子が死んだ朝」の上演運動に取り組み、いずれも大成功を収めました。
- 劇団「三輪舎」
- 劇団民芸所属の俳優、荒牧瑞枝さんが志を同じくする演劇人たちと1996年に結成した、荒牧さんの一人芝居の劇団。2000年9月、過労自殺によって夫を失い、幼い子供と二人、残された妻の物語・・・「星逢ひ」を、過労死弁護団全国連絡会議の第13回総会(仙台市)で上演していただきました。
- 笑工房
- 「笑いはパワーだ、活力だ」と、98年10月大阪で産声を上げた社会派落語集団。労働をはじめ、教育・医療・農業・中小企業などの庶民を激励する新作社会ネタを専門とし、依頼に応じて出張公演してくれます。2001年9月には、過労死弁護団全国連絡会議の第14回総会(兵庫県宝塚市)で、過労自殺したサラリーマンを取り上げた創作落語「閻魔の怒り」を、桂福車師匠に公演していただきました。
過労死問題についての研究、判例、法令
過労死問題に関する研究
- 加藤哲郎のネチズン・カレッジ
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- 過労死とサービス残業の政治経済学 ――市民社会の基礎は労働時間か自由時間か?――(1994年)
※あらゆる観点から過労死問題を分析した大論文。末尾の参考文献も豊富です。 - 日本人の勤勉神話ができるまで(1994年)
※江戸時代の日本人は余暇を謳歌していたこと、「勤勉な日本人」神話は戦後高度経済成長の産物であることを解明した論文。
- 過労死とサービス残業の政治経済学 ――市民社会の基礎は労働時間か自由時間か?――(1994年)
- 〈私〉と過労死の日本的経営論
- 三重短期大学、大阪経済法科大学などで非常勤講師をされている大野さんのページ。有益な論文が多数掲載されています。大野さんは、大阪過労死問題連絡会にもよく参加されています。
過労死問題についての判例
- 過労死症関連判例
- 福島大学今野研究室のホームページ。過労死事件の勝訴・敗訴判例(行政・民事)とその要旨を掲載。
- 労働判例集(森岡のページ)
- 過労死事件にとどまらず、あらゆる著名な労働事件の判例の要旨を紹介。
- 裁判所(最高裁ホームページ)
法令・通達の検索
- 法令データ提供システム
- 総務庁行政管理局が運営する、あらゆる法令の検索システム。当然とはいえ、その網羅性、最新性において右に出るものはありません。
- 労働法令
- 労働政策研究・研修機構
過労死をなくす取り組み
過労死・労働問題に取り組む他の団体
全国レベルの団体
- 過労死110番全国ネットワーク
- 過労死弁護団全国連絡会議が中心となって毎年行っている「過労死110番」の全国ネットワーク。これまでの運動のあゆみや、全国各地の相談窓口を掲載しています。
- ストレス疾患労災研究会
- 労働に関連するストレス疾患に関する事例研究・被害救済・予防対策について広く研究・交流・活動することを目的として1985年、研究者、法律家、医師、医療関係者、労働組合関係者等によって結成。過労死・過労自殺問題のシンクタンクといえます(ただし、現在は解散)。「健康と安全ニュースレター」、「論文集」には、これまでの研究成果や論文が満載。
- 過労死・自死相談センター
- 日本人の過酷な働き方の象徴ともいえる過労死を根絶することを目的に、2005年11月に立ち上げられた団体。代表は上畑鉄之丞さんです。
- 日本労働弁護団
- 労働者と労働組合の権利を擁護することを目的とした弁護士の団体。労働相談Q&Aや各種提言等を掲載。
- 自由法曹団
- 1921年の結成以来80年の歴史を持ち、全国の全弁護士の約1割が参加する「基本的人権をまもり民主主義をつよめ、平和で独立した民主日本の実現に寄与すること」を目的とする弁護士の団体。過労死・労働問題でもさまざまな取り組みを行っています。ホームページの情報量も豊富。
- 青年法律家協会
- 憲法を擁護し平和と民主主義および基本的人権を守ることを目的に、若手の法律研究者や弁護士等によって設立された団体。過労死事件についても機関紙「青年法律家」で紹介されている。
- 働くもののいのちと健康を守る全国センター
- 過労死や労災職業病をなくすことを目的として、1998年12月に労働組合・専門家等によって結成された団体。過労死の労災認定や企業責任追及の取り組みを積極的に支援しています。
- 全国労働組合総連合(全労連)
- 労働条件の改善に取り組むナショナルセンター。
- 日本労働組合総連合会(連合)
- 日本最大のナショナルセンター。最近、特に労基法の改正問題やサービス残業撲滅の取り組みを強めています。
- 全労働省労働組合(全労働)
- 厚生労働省本省をはじめ、全国の都道府県労働局、公共職業安定所、労働基準監督署で働く国家公務員の労働組合。過労死の認定基準や労災保険の民営化問題をはじめ、重要な問題について見解などを出しています。
関西の団体
- 労働基準オンブズマン
- 職場の片隅に追いやられている労働基準法、労働安全衛生法を職場の護民官として復活させるために、過労死が発生し、また発生しそうな職場のこれらの法律違反に対し、積極的に告訴・告発や労基署への通告を行っていく市民団体。
- 大阪労災職業病対策連絡会(大阪職対連)
- 労働災害、職業病ををなくすことを目的として、1967年5月に患者・労働者・労働組合・医師・弁護士・研究者等によって結成。大阪の過労死事件も数多く支援しています。
- 民主法律協会(民法協)
- 大阪を中心に、法律家と労働者・労働組合や市民団体が手を携えて、働く者の権利センターとして活動するユニークな団体。機関紙「民主法律時報」・「民主法律」で大阪過労死問題連絡会の活動を紹介していただいたり、月1回の例会に民法協の事務所を使わせていただいているなど、お世話になっています。また民法協主催の年1回の「権利討論集会」には過労死連絡会のメンバーが中心となって「いのちと健康分科会」を行っています。
- いのちと健康を守る京都ページ
- いのちと健康京都センターと京都労災職業病対策連絡会議が運営しているサイト。
- 全大阪労働組合総連合(大阪労連)
- 過労死事件の労災認定や裁判を積極的に支援。労働相談も受け付けています。
- 大阪労働相談センター
- 大阪労連が設置している労働問題の相談センター。
- 労働時間短縮研究所
- 「いい仕事には、余暇が不可欠」、「アフター5は自分と家族のもの、そして地域貢献のために」を合言葉に、労働時間短縮についての研究・交流を行うユニークな団体。
- 研究会「職場の人権」
- 職場の人権にかかわるさまざまな人権問題をテーマに、月1回の割合で大阪で例会を開催している研究会。過労自殺もテーマとして取り上げられました。
- 兵庫県民主法律協会(兵庫民法協)
- 兵庫県内の労働者、労働組合、民主団体、弁護士、学者で構成。労働者、市民と弁護士、学者等の専門家とが手をつないで、平和憲法擁護し、労働者や市民の権利を守る活動を行っている、とてもユニークな団体。
その他の地域の団体
- 人権派弁護士集団・ナゴヤ
- 名古屋の弁護士グループのサイト。「団体生命保険・過労死・労災」のページがあります。
過労死遺族等の団体
- 大阪過労死を考える家族の会
- 90年12月に結成された過労死・過労自殺・過労疾患の遺族・当事者を中心とした会。大阪以外からも多数の会員が参加し、年1回の「一泊交流会」には全国から参加がある。
過労死の個別事件の支援のサイト
- 中田衛一22歳過労死裁判支援ネットワーク
- トステム綾部株式会社で、日勤と深夜勤の二交代制で月100時間を超える時間外労働をし、22歳で過労死した中田衛一さんの裁判を支援する会です。
- 看護師・村上優子さんの過労死認定・裁判を支援する会
- 国立循環器病センターで看護師として勤務し、2001年2月13日にクモ膜下出血で倒れ、3月10日に亡くなった故村上優子さん(当時25歳)の公務災害認定、国を被告とする損害賠償裁判を支援する会のホームページ。
- 派遣社員過労自殺裁判 ~「派遣」へのメッセージ ~
- 1999(平成11)年3月に、当時23歳で派遣社員として働いていた息子さんを自殺で失い、派遣元と派遣先双方の会社を相手取って損害賠償請求の裁判を起こした上段のり子さんのページ。
- 小児科医師 中原利郎先生の過労死認定裁判を支援する会
- 立正佼成会附属病院の小児科医師で、平成11年8月過労自殺した中原利郎さんの労災認定と民事損害賠償裁判を支援する会のホームページ。現在の医療現場の苛酷な実態を告発しています。
- スギヤマ薬品の薬剤師杉山貴紀は何故過労死したのか?
- スギヤマ薬品(ドラッグストアスギヤマ)勤務の薬剤師で、平成13年6月7日に24歳の若さで過労死した杉山貴紀さんの遺族が開設しているページ。
→平成16年10月18日労災認定、平成19年10月5日名古屋地方裁判所で勝訴判決が出されました。 - 金谷過労自殺訴訟を支援する会
- 株式会社カネカ(本社・大阪)の子会社・九州カネライトに出向し単身赴任4ヶ月目で過労自殺した金谷亮一さん(当時48歳)の妻一美さんの労災認定を求める訴訟を支援する会のホームページ。単身赴任先の福岡の方々が支援しています。
→2006年4月12日福岡地裁、2007年5月8日福岡高裁判決で勝訴し、2007年9月14日会社とも勝利和解し、全面解決しました。 - カイとゲルダ 豊子の闘い
- 三菱重工(株)長崎研究所の研究員で、心筋梗塞で倒れ重度障害者となった夫の労災認定を求めて裁判で闘っている加用豊子さんのページ。
→2004年3月2日長崎地裁で勝訴判決が下され、労基署が控訴を断念したため判決が確定しました。 - 酒井さんの過労死裁判を支える会
- 大手学習塾・日能研の講師で、くも膜下出血を発症して39歳で亡くなった酒井博之さんの事件を紹介しています。この組合は、この事件をきっかけに結成されました。
→2001年3月21日労災認定され、会社に対する損害賠償請求訴訟も2002年12月26日勝利和解で解決しました。 - わっきーの部屋(光文社・脇山さん過労死裁判)
- 女性雑誌の編集部で働き、急性心不全で24歳で死亡した脇山 達さんの遺族が開いているページ。
→2002年1月15日、労災認定されました。
ちょっと息抜き
- サラリーマン川柳(第一生命サイトより)
- 日々悪戦苦闘するサラリーマンたちの泣き笑いが聞こえてきます。